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English Brain Trainer

英語で考える脳を作る究極の英語学習法を提供。いくら勉強しても日本語で考えているうちは英語は使える様にはなりません。あなたの日本語を頭から消し去り少しずづ英語で考え、表現できるようになる脳開発をします。年齢に関係なく出来るトレーニングで、読む力、話す力、聞く力を伸ばしていきましょう!

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日本人が英語が好きになれないワケ

中学一年から高校三年まで、さんざん勉強してきたのにどうして、英語を使うことが出来ないのでしょうか? 少し考えてみてください!

私が思うに、なぜ日本の人が英語を使う事にためらいがあるのか、3つ理由があると思っています。
1つ1つ見ていきましょう。

1.心理学的要因
2.勉強方法に起因する要因
3.文化的要因


1.Psychological Reasons  - (心理学的要因)

日本人独特の思考パターンとメンタルスケール。 - バイカルチュアルになろう! 

異文化交流なんて言葉がはやって久しいですが、日本人は、本当におくゆかしく秀逸な人種です。常に相手の立場を尊重してコミュニケーションを図ります。皆さんもそうですよね。自分をいくつも使い分けて、先生や友達、同僚と非常に繊細な空気感で他者と相対し、コミュニケーションを図っています。時として言葉を使わずに、以心伝心で解り合ったりすることも出来る。他に類を見ることのない非常に高次で融和的なコミュニケーションの術を持っています。

しかし、異文化交流になるとこうした特性がかえって裏目に出たりすることがあるのです。そこをよく理解して、外国人に接すると少し話がしやすくなったりするので、これから説明することを、よく理解してください。

メンタルスケールとよく私は言うのですが、日本人の謙虚さの”いい加減”が、アメリカ人には、自信が無く見えたり、或いは逆に、アメリカ人の単刀直入で自信にあふれた振る舞いが、日本人には、高圧的に見えたりします。ふるまい方が、違うんですね。

少し面白い例があるので、説明しますね。僕がまだ20代で若かった頃、お世話になったペンシルバニア大学の人類学者のジェニファービアー教授のお誘いでNJに米国の本拠地を置く、富士重工業(自動車のスバルの親会社)ヘッドクオーターで、Cross Cultural Mediation Consulting (社内異文化衝突調停のためのコンサルティング)をさせて頂きました。まだ、若かったので、助手として抜擢された時は非常に嬉しかったのを憶えています。

日本人のマネージャーとアメリカ人のローカルスタッフとの文化の違いによる衝突が激しく、会社全体の仕事の流れに支障をきたしていたのですね。そこで、
ジェニファービアー教授と僕が
コンサルに入ったのですが、上記で述べたメンタルスケールのかけ違いで、お互いに誤解が生じていたのですね。僕らは、何とか日本をよく理解してもらうため、伊丹十三監督の”タンポポ”という映画を、アメリカ人のローカルスタッフに見せたわけです。物語の中で、宮本信子さん演じるラーメンに命を懸ける店主が、いっぱいのラーメンにかける情熱(笑)で周囲を巻き込んでいきます。そして最終的に究極の味に到達するそんな内容だったと思いますが、そこで、日本人の持つ ”endurance” 忍耐ずよさ、”Perseverance” コツコツと真剣に打ち込み、励む事の、重要性や美学みたいなものを理解してもらいました。たかがラーメンされどラーメンで、それは自動車のネジ一つにしても同じこと。そうした日本人の仕事にかける精神性が、世界に類を見ない品質の製品となっているのだといわんばかりにアメリカ人に日本の自動車おやじたちの職人気質を理解してもらって(笑)。また、アメリカ人の目からは、どこか頼りない日本のマネージャーが、どれだけ苦労しているかわかってもらうため、英語の語順を変えて(述語と動詞の位置をいれかえて)伝言ゲームをやったりしました。うまく話せなくなっていらだつ人や、考え込んでしまう人もいましたが、最後に、日本人が英語を話すときそれ以上の事を頭の中で行っているのですよ!なんて説明すると、しかめっ面だったおばさんが、急に申し訳なさそうになったりして、異文化のコミュニケーションって奥が深い!と本当に感じましたね。



話がかなり脱線してしまいましたが、要はメンタルスケールを少しストレッチさせ、日本人だったらここまでは言わないが、アメリカ人だったらもう少し強く言ってもよいなとか。ココは相手を立てるべきだが、ただ頭を下げるだけの日本のそれではなく、自分の立場のある程度主張しつつ、相手の意向も尊重しようとか考えながらお付き合いが出来るようになることが大切という事です。砕けて言い方をしてしまえば、外人の前では少し演技ががっているぐらいで丁度良いという事ですね。

対人関係における日本独特な距離感。 - 気にしないで!

日本人の距離間と外国人の距離感も微妙に違います。ここは、あまり気にせず、どんどん前に出る!感じでお付き合いが出来るようになるといいですね。目立たないようにしようとか、周囲の空気を読む必要はありません。そんなことをしているとせっかく語学を習得する機会をのがしてしまいますので。したがって、僕がスカイプを使って皆さんとお話しする機会がある時は、是非砕けたトークを心掛けてください。昨日覚えたばっかりの表現をバンバン使って構いませんので、相手にどう思われるかを考える前に表現を身に着ける事に重きを置いて下さいね。

引き算教育のせい?間違えることに対する共通する恐怖感。 - 間違えてしまえ!

ココでは語学を勉強する上で、心理的に非常に足かせになりやすい点に触れます。まず一言、人前で間違えることを気にしないでください! 日本人の教育のされ方に関して、間違えることは悪い事と洗脳されている節があります。間違えることで、間違えた時憶えるちょっとした脳へのショックそれが印象を形づくり、複雑な概念形成が助長されたりします。したがって、良く間違え、良く学んでいただければ英語に関しては何ら支障がないことを知って頂きたい!

アメリカ人の日常の会話でさえ文法はいつだして、間違えてますから、いいんです。

例:黒人のおばさんの口語 ― I ain't got shit to give him.... he don't know shit 

平気で街中でこんな感じで皆さんお下品(笑)に話されてますので、ご安心を。。。he don't know ってどうよ! 中学生に突っ込まれそうな英語ですね。意味はあえて訳しません(笑)


上下関係や状況で使い分けなければならない複雑な言語としての日本語。 - 英語はあるいみ数学的

You は 先生でも、子供でも、親でも Youです。プロフェッショナルな英語っていうのはありますが、立場によって、相手に使う言葉が変わる事がない英語はある意味、画一的であり、直接的かつ論理的な言語です。情緒性を重んじる日本語は、それと対照的ですね。そこも少し理解して、使うとよいと思います。ロバートさんではなく、ロバート!でいいですよ。最近は外人がメールで だれだれSANなんてつけてきますが、Dear Robert で始めるメールで呼び捨てにしてみてはいかがでしょう(笑)。いやな印象よりもむしろ距離感が近くなり、好印象を与えるかもしれませんよ。

以上、心理的なハードルを理解、ある程度打破した上でどんどん、前に進みましょう!

誤字脱字があったらごめんなさい。間違えてよいつもりで書いてみました。



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